地下約23m以深にある固く安定した支持層から、地下約25mまでの軸部アースドリル工法による杭と拡底杭を採用して、建物をしっかりと支えています。
Structure - 構造
基礎構造
コンクリート耐久性
鉄筋コンクリート躯体の耐久性を充分に高めるための配合条件が採用されています。住宅品確法による構造躯体の劣化対策等級において最高の「等級3」を取得しています。
コンクリート強度
コンクリートの設定基準強度は、FC:27~39N/mm²が採用されています。これは1mm²あたり約2,700~3,900tの圧縮に耐える強さを示しています。
溶接閉鎖型せん断補強筋
工場で特殊溶接をして閉じた形にした、溶接閉鎖型せん断補強筋が採用されています。コンクリートを拘束して、地震時の粘り強さに優れた柱になっています。
ダブル配筋
主要な床や壁には、鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋が採用されています。ダブル配筋は、シングル配筋よりも高い強度と耐久性を発揮します。
外壁厚・戸境壁厚
耐久性・遮音性に配慮した壁構造が採用されています。外壁厚は約160mm(一部は約180mm)が確保されており、隣戸との生活音の問題が気になる戸境壁は約220mmの厚みが確保されています。
断熱処理・結露対策
外壁、柱、屋上などに断熱材を施して、建物の断熱性が向上しています。
アウトフレーム工法
建物を支える大きな柱を室外に配した工法が採用されています。部屋のコーナー部をすっきりさせて、デッドスペースが解消しています。
※リビング・ダイニングのみ。
給排水のメンテナンス
将来の配管のメンテナンスを考慮して、中間に接続箇所がなく、耐久性にも優れたさや管ヘッダー方式が採用されています。ヘッダー(分岐部分)には点検口を設けて、メンテナンス性が向上しています。
ボイドスラブ工法
上下階を仕切るコンクリート床スラブには、ボイドスラブが採用されています。天井部に小梁のない、のびやかな室内空間が実現しています。
騒音測定
計画段階で騒音測定を実施して、一般的に室内で快適な暮らしができる許容騒音レベルを目安に、外気音に対する配慮が施されています。
床の遮音等級
床衝撃音には、足音などの「重量床衝撃音」とスプーンなどの軽いものを落とす「軽量床衝撃音」があり、その対策が施されています。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。