地下約23.5mの支持層に、鉄筋コンクリート造の既製杭が208本築造されています。建物がしっかりと支持地盤に固定されています。
Structure - 構造
基礎構造
コンクリートかぶり厚
コンクリートの劣化を防ぐため、鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(かぶり厚)が、日本建築学会JASS5の目標値に基づき、施工管理されています。
溶接閉鎖型筋
溶接閉鎖型フープは、工場で特殊溶接をして閉じた形にした帯筋となります。コンクリートを帯状に拘束し、大地震時にも柱を粘り強く支えます。
ダブル配筋
主要な床や壁には、シングル配筋に比べ、より粘り強さを発揮する二列配置のダブル配筋が採用され、高い強度と耐久性が追及されています。
逆梁ハイサッシュ
梁をバルコニーの腰壁と一体化させた逆梁工法が採用され、これにより約2.15mのハイサッシュが叶えられています。また、リビングは柱型が室内に出ないアウトフレーム設計で、家具配置がしやすく開放感に満ちた設計となります。
二重床・二重天井
スラブ厚約180mm~240mmを確保し、フローリング材とスラブとの間に空間が設けられ、メンテナンス性と遮音性に配慮されています。
省エネルギー対策等級4
構造躯体の断熱性能、夏期の日射を遮蔽する対策、結露の発生を抑制するための対策などが講じられ、省エネルギー対策への評価で最高の等級4が取得されています。
外壁・戸鏡壁
約160mm~180mmを確保し、断熱性を高めています。戸境壁についてはプライバシーに配慮され、約200mm厚となります。
コンクリート強度
コンクリートの設計基準強度が27N/mm²とされ、充分な強度が確保されています。これは、1m²あたり約2,700tの圧縮に耐えられる強さを示しています。
コンクリート耐久性
コンクリートの耐久性を高めるため、コンクリートの水セメント比が50%以下に抑えられ、長期にわたって劣化を防ぐための配合条件が取り入れられています。
流水音を抑える排水竪管
排水の竪管には遮音シートを巻くことにより流水音の遮音に配慮されています。集合継手を用い、水の流れに旋回力を与え、スムーズな排水も叶えられています。
静寂性に配慮した主寝室
主寝室と他の居室が接する間仕切り壁は、上階の床下までプラスターボードが貼り込まれ、さらに内部にグラスウールが充填されています。
水まわりの間仕切り壁
上階の床下までプラスターボードが貼り込まれ、さらに片側のプラスターボードを二重貼りにして遮音性が高められています。
床の遮音等級
主寝室と他の居室が接する間仕切り壁は、上階の床下までプラスターボードが貼り込まれ、さらに内部にグラスウールが充填されています。
T2等級の複層ガラス
2枚のガラスの間に空気層を設けたT2等級の複層ガラスが採用されています。断熱性に優れ、結露の発生防止にも効果的となります。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。