震度6弱~6強程度の大地震の地震力にも、倒壊・崩壊しない程度を目標とした構造計算が実施されています。基礎には、工場で製作・検査された、品質が安定している既製コンクリート杭を採用して、長さ9~13mの杭が84本打ち込まれています。
Structure - 構造
基礎構造
ボイドスラブ工法・床スラブ厚
床スラブはコンクリートスラブにボイド材を配置して、スラブ自体で床や天井を支える小梁の役目をさせるボイドスラブ工法が採用されています。ボイドスラブ工法が床スラブに採用されています。部屋の中に小梁がないすっきりした空間を実現しています。また、上下階間の遮音性に配慮して、住戸の床スラブ厚は約250mm以上が確保されています。
※最下階住戸床、及び水廻り部等、一部の床スラブを除きます。
ダブル配筋
主要な床や壁は、鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋で施工されています。シングル配筋と比較して高い強度と耐久力を得ることができます。
溶接閉鎖型フープ筋
建物の柱の一般部分に溶接閉鎖型フープ筋が採用されています。継ぎ目を溶接して無くす事により、地震時に加わる力に対し粘りを発揮します。
パイプスペースの遮音対策
排水堅管に遮音シートを巻き、流水音が低減されています。また集合管継手を用いて排水がスムーズに行われています。
※該当箇所:キッチン・洗面室・浴室・トイレ
防音サッシ
住戸のサッシは、T-1、T-2等級の防音サッシが使用されています。外部からの騒音を和らげ、より快適な室内環境が実現されています。
※T-2等級は主に東側道路面に使用。
コンクリートの耐久性
主要構造部のコンクリートは、セメントに対する水の比率を50%以下に抑えることによって、収縮が少ないコンクリートになり、ヒビ割れを起こしにくくします。
コンクリートの強度
主要構造部のコンクリート設計基準強度は27~33N/mm²以上が確保されています。これは1m²あたり約2700~3300tの圧縮に耐える強さを示しています。
外壁・戸境壁
外壁のコンクリートの厚さは約160mm以上、戸境壁のコンクリート厚さは約200mm以上で施工されています。住戸間の遮音性を高めて、プライバシーが確保されています。
二重床・二重天井
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間が設けられた二重床・二重天井構造が採用されています。将来のリフォーム時などに、高いメンテナンス性を発揮します。
コンクリートかぶり厚
鉄筋が劣化する原因となるコンクリートの中性化を遅らせるために、日本建築学会JASS5の数値に基づいたかぶり厚が確保されています。
間仕切り壁の遮音対策
水廻り~居室の間の壁及び、主寝室~他の居室の壁の片側にプラスターボードを二重に貼り、遮音性に配慮されています。
複層ガラス
外気温の影響を受けにくい複層ガラスは、室内温度を一定に保ち、結露防止に繋がります。
24時間換気システム
室内の空気を常時流動させ、各居室ごとの給気口から新鮮な空気を取り込む24時間換気システム。居心地のよい室内環境が創られています。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。