制震装置によって地震エネルギーを吸収することで揺れを低減する制震構造が採用されています。また、柱や梁といった主要構造部の損傷を軽減することで、建物の長寿命化に配慮されています。
Structure - 構造
揺れを軽減する制震構造
杭基礎(現場造成杭)
地盤面から約29mの深さまで打ち込んだ18本の現場造成杭により、建物の過重が支持されています。
履歴系ダンパー
制震部材には、履歴系の制震ダンパーが採用されています。地震が起こった際には、高い延性をもつ特殊鋼材によりダンパーが早期に変形することで、地震エネルギーを吸収します。
コンクリートの強度
1m²当たり約2400t~6000tの過重に耐えるとされるコンクリートが使用されています。
コンクリートかぶり厚
鉄筋の劣化を招くコンクリートの中性化を防ぐために、約40mmのコンクリートかぶり厚が確保されています。
ダブル配筋
高い構造強度を得るために、主要な壁の鉄筋は、コンクリート内に二重の鉄筋が配置されています。
二重床・二重天井
床および天井は、将来のメンテナンスのし易さに配慮した二重構造が採用されています。
※一部ボイドスラブ工法を採用している箇所有。
外壁・戸境壁
コンクリートまたはAKCとウレタン断熱材を組み合わせて、遮音・断熱・耐久性が向上した外壁が採用されています。住戸間の壁には、タワーマンションで多く採用されている乾式耐火遮音壁が使用されています。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。