石材や面材は世界各地から最高級と呼ばれる素材を結集させています。外観から連なる壁面は、インド産の砂岩が使用されています。塊から割ったそのままの表面を生かして、40mm前後の小口を何層にも重ねて積み、重厚感のある仕上げになっています。また、外壁のボーダースクラッチタイルは特注品で、表面にラインを入れて、表面の柔らかさ、土の自然な風合いにより、落ち着きのある雰囲気が演出されています。タイルは職人の手によって一枚一枚貼られており、目地も一本ずつ入れるという手の込んだ造りで周囲の邸宅と調和して、建物としての品格が高められています。
Public area - 共用施設
外観
エントランス
浮造り仕上げの天然のナラの突板が使用されたエントランスドアが居住者や来訪者を出迎えます。木目由来の緻密な質感と立体感を持たせることで、重厚さの中にも柔和な表情が作り出されています。突板の面材は各住戸の玄関扉、リビングの扉へと導きます。面材に統一感を持たせることで、建物全体がひとつの私邸として存在するような緻密な計算がされています。
エントランスフロア
エントランスフロアの廊下には中国産のサビ石という御影石が敷き詰められています。この石にはビシャン叩きという手間をかけた仕上げが施されており、柔らかい雰囲気が演出されています。2階以上の廊下はボーダー部を大理石、中央をタイルカーペットとしてホスピタリティ性が更に高められています。壁にはフランスの高級住宅でよく使用されている自然のライム珪土をベースにした左官仕上げが採用されています。職人の手により櫛引で線を入れた非常に手間のかかる仕上げが施されています。この仕上げにより、陽光や照明の陰影が独特の表情を浮き出します。
※上記の画像は竣工時等に撮影したもので、現状とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。