耐震構造とは、建物自体の強度により地震力に対して耐力を持たせる構造です。建物は柱や梁を頑丈に造ることにより地震の力に耐えます。一方、免震構造とは、建物と地盤を免震装置によって分離し、建物に伝わる地震力を低減する構造です。
Strcture - 構造
耐震構造と免震構造の違い
免震構造
住宅棟には免震構造が採用されています。高減衰ゴム系積層ゴム、天然ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、減衰こま、U型ダンパーの5種類が免震装置として使用されています。
基礎形式
『ブリリアタワー浜離宮』は鉄筋コンクリート造、基礎免震構造の地上32階地下1階の建物です。基礎形式は杭基礎が採用され、27本の杭をGL−約33m(一部GL−約40m)に打設されています。
コンクリート強度
建物を支える全ての柱・梁・床に30N/mm²以上の強度のコンクリートが使用されています。また大きな荷重を支える1階部の柱では最大100N/mm²の高強度コンクリートが採用されています。
鉄筋かぶり厚
鉄筋が劣化する原因となるコンクリートの中性化を遅らせるために、劣化対策等級3(最高等級)の仕様に基づいたかぶり厚が確保されています。
乾式耐火遮音壁
隣接住戸との間を仕切る戸境壁には乾式耐火遮音壁が採用されています。
二重床二重天井/スラブ厚
スラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重床・二重天井構造が採用されています。また、住宅のスラブ厚は、31・32F床は約320mm、19~30F床は約290mmとなっています。
二重サッシ
住戸の開口部には二重サッシが採用されています。二重サッシの遮音性については「T-4」等級が確保されています。
共用部竪配管
住宅内の上下に貫通している竪配管を住戸外へ設置することで間取りの制約が減少し、共用部からのメンテナンスがしやすい設計となっています。
※上記の内容は分譲当時のHP・パンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記画像にはイメージ写真等が含まれており、実際の設備や現状とは異なる場合があります。