地下58m以深の安定した支持層(砂礫層)に、抗径1m~2mの現場造成杭がアースドリル工法によって打設され、建物がしっかりと支持地盤に固定されています。
Structure - 構造
基礎構造
地盤調査
Brillia大島小松川公園では、建設地の入念な事前調査と標準貫入試験などの地盤調査が行われ、建物を支える許容支持力(深度・堅さ・土質)が確認されています。
柱配筋
建物の柱部分は「スパイラルフープ筋」又は「溶接閉鎖型フープ筋」が採用され、拘束性の弱い一般のフープ筋に比べ地震時の繰り返し水平力に粘りが発揮されます。
コンクリート強度
建物構造の柱、壁、床に使用されるコンクリートは、一般的とされる24N/mm²~27N/mm²を上回る耐久設計基準強度30N/mm²のものが使用されています。これは、1m²あたり約3,000tの圧力に耐える強さを示しています。
ダブル配筋
主要な床や壁には、鉄筋を一列に配置するシングル配筋に比べ、より粘り強さを発揮する二列配置のダブル配筋が採用され、高い強度と耐久性が追求されています。
コンクリート耐久性
鉄筋コンクリート躯体の耐久性を高めるため、コンクリートの水セメント比(水含有率)は50%以下に抑えられ、長期に渡って劣化を防ぐために配合条件も綿密に調整されています。
※水セメント比とは、コンクリートの強度を左右する指標でコンクリートの調合のセメント量に対する使用水量の重量比です。この配合は、住宅品確法(住宅の品質確保の促進に関する法律)に基づく住宅性能の評価基準において、鉄筋コンクリートの劣化対策に関する3段階の級のうち、最高の「等級3」と評価されています。
コンクリートかぶり厚
コンクリート内部の中性化による鉄筋の錆発生と、それによるコンクリート剥落を防ぐ為、鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(かぶり厚)を、日本建築学会JASS5の数値に基づき誤差を踏まえた目標値で施工されています。
ボイドスラブ工法
上下階を仕切る1階・2階間以上のコンクリート床スラブにはボイドスラブが採用され、住戸内の天井部に小梁のない伸びやかな室内空間が実現されています。居室天井高は約2.45m〜約2.5mが確保されています。
逆梁アウトフレーム
建物を支える大きな柱と大きな梁が室外に配され、開口天井部やコーナー部をすっきりと、デッドスペースが解消されるよう配慮されています。
二重床・二重天井
スラブ厚約225mm〜250mmが確保され、その上に遮音性に配慮したLL-45等級フローリングが採用されています。遮音性とメンテナンス性・リフォーム性の高い住空間がかなえられています。
外壁・戸境壁
外壁コンクリートは約160mmが確保されています。さらに外壁に面した部分には断熱材が配され、住まいを快適な温度に保たれるだけでなく、夏の暑さや冬の寒さ、また日照による急激な温度変化などから構造体が守られています。戸境壁厚は、住戸間でのプライバシー確保に配慮され、約200mm〜300mm厚とされています。遮音性に加え、耐火性も向上されています。
メンテナンス性の高い給排水管
住戸内の給配水管は、赤水が発生しにくく耐久性に優れた樹脂管が採用されています。配管端部以外に接続箇所が一切出ないヘッダーで連結し、点検口を設けメンテナンス性が高められています。
流水音を抑える排水竪管
排水の竪管に遮音シートが巻かれることで流水音の遮音に配慮されています。集合管継手を用い、水の流れに旋回力を与え、スムーズな排水がかなえられています。
騒音測定
計画段階で騒音測定が実施され、一般的に室内で快適な暮らしができる許容騒音レベルを目安として、外気音に対する配慮が施されています。
●窓ガラスはT3又はT2等級が採用されています。
●給気レジスターに防音対策が施されています。
床の遮音等級
足音などの「重量衝撃音(LH)」と、スプーンなどの軽く小さなものの落下音「軽量衝撃音(LL)」に対して対策が施されています。
T3等級の複層ガラス
T3等級の複層ガラスには、2枚のガラスの間に空気層が設けられるとともにレゾネーターが装備され、結露防止・断熱性・遮音性能をすべて高めた複層ガラス(マイミュート)が採用されています。遮音性能はT3等級またはT2等級が確保されています(一部除く)。
Safety - 防災
防災グッズ
ラジオなどが入った防災グッズが新築分譲時に全戸標準装備されています。
※内容は変更となる場合があります。
防災備蓄倉庫
共用部には、発電機や救急箱などを備えた「防災備蓄倉庫」が設置されています。
耐震枠玄関ドア
地震の際に避難ルートを確保するための対策として、耐震玄関ドア枠が取り入れられています。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記画像にはイメージ写真等が含まれており、実際の設備や現状とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。