地下約20.5mにある固い支持層(砂礫層)まで、合計28本の杭(杭径1.2~1.8m/内21本は拡底杭:最大拡底径3.0m)を打ち込むアースドリル工法が採用されています。
Structure - 構造
基礎構造
高耐久・高強度コンクリート
住宅性能表示制度が定めた劣化対策等級の高耐久コンクリートが採用されています。建築学会のJASS5「三世代コンクリート」基準に適合し、強固な躯体を形成しています。
ダブル配筋
床や壁は、シングル配筋に比べて高い耐久性が得られるダブル配筋が採用されています。
※手すり壁は除く
溶接閉鎖型フープ筋
外周部を巻くフープ筋は、地震に対して強い粘りを発揮する溶接閉鎖型フープ筋が採用されています。
ナナメ補強筋
時間の経過とともに、ひび割れが生じ易い外壁の窓枠コーナー部分を補強することで、ひび割れを防止するナナメ補強筋が採用されています。
水セメント比50%以下
セメントに対して水の比率が高いと、ひび割れが起き易くなり、コンクリートが中性化して中の鉄筋を錆びさせ、耐久性が損なわれます。それを防ぐために、水のセメントに対する比率が低く抑えられています。
コンクリートかぶり厚
コンクリートのかぶり厚が厚いほど、鉄筋の錆を長期間にわたって抑制することができます。〈ブリリア小田急相模原〉は、このかぶり厚が建築基準法で定められた数値より約10mm厚くなっています。
外壁
外壁は、厚さ150mm以上の鉄筋コンクリートにタイル貼と吹付タイル仕上げになっています。さらに断熱性を向上させるため、硬質発泡ウレタンフォームと一部アキレスボードが内側に使用されています。
水周りの遮音性能
水周りの静けさを確保するために、壁のプラスターボードが二重貼りになっており、さらに排水たて管には、グラスウール・遮音シートでカバーリングが施されています。水周りの流水音を抑え、プライバシーに配慮されています。
戸境壁
住戸間の間仕切り壁は、全て乾式耐火遮音壁となっており、隣接する住戸の生活音などの伝わりが軽減されています。
二重床・二重天井
スラブ厚約200mが確保されており、遮音性の高いLL-45等級のフローリングが採用されています。その間の空気層には、設備配管や配線が設けられており、将来のリフォームなどが容易になります。
さや管ヘッダー工法
キッチン・浴室・洗面室での同時給湯でも湯温・湯量の変化が少ない、24号給湯器が採用されています。給水・給湯管は、耐久性に優れ、メンテナンスも安易なサヤ管ヘッダーシステムになっています。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。