Brillia Tower 所沢ロジュマン 構造

セメントに対する水の比率を50％以下に抑えることで、収縮が少ないコンクリートが使用され、ヒビ割れが起こりにくくなっています。

コンクリートの設計基準強度は30〜54ニュートン（N/m）で施工されています。これは、1m²あたり約3,000〜5,400tの圧縮に耐える強さを示しています。

主要な床や壁は、鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋が採用されています。シングル配筋と比較して、高い強度と耐久力をもたらします。

建物の柱の部分に溶接閉鎖型フープ筋が採用されています。通常のフープ筋に比べ、地震時の横ゆれに対し粘りを発揮します。

鉄筋が劣化する原因となるコンクリートの中性化を遅らせるために、住宅性能評価の劣化対策等級3（最高等級）を取得できるかぶり厚が確保されています。

外壁のコンクリートの厚さは約160mm以上が確保されています。外部との断熱性が向上しています。

スタッド構造の壁に音響絶縁材を施した壁構造「タイガードリーミィ」が採用されています。壁厚を抑えながら、高い遮音性が叶えられています。

上下階間の遮音性向上のため、スラブ厚は約200mm以上が確保され、生活音の伝わりを抑えるよう配慮されています。

排水堅管に遮音シートが巻かれ、流水音が抑止されています。また、集合管継手を用いることで排水をスムーズにしています。
※該当箇所：キッチン・洗面室・浴室・トイレからの排水堅管用パイプスペース

主寝室と他の居室間にはグラスウールが充填されています。水廻りと接する居室側には約9.5mm厚のプラスターボードを二重に貼り、遮音性に配慮されています。

住戸のサッシはJIS等級T-2（30等級）が採用され、外部からの騒音を和らげ、より快適な室内環境が保たれています。

床仕上げ材を防振ゴム脚によって支えることで、コンクリートスラブとの間に空気層が設けられています。遮音性向上などの効果もあります。

コンクリートスラブと仕上げ材の間に設けた空気層に、電気配線などが通されています。リフォームなどの対応がしやすくなっています。

住戸内に使用している給水・給湯配管には、さや管ヘッダーシステムが採用されています。耐久性やメンテナンス性に優れています。

住戸内の壁紙・接着剤・フローリング・収納家具などにF☆☆☆☆の建材が使用されています。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの発生が抑えられています。

室内の空気を常時流動させて、各居室ごとの給気口から新鮮な空気を取り込む、24時間換気システムが採用されています。居心地のよい室内環境が保たれています。

玄関ドアには、地震の揺れによる変形に対応した対震枠が採用されています。地震によりドアが開かなくなることを抑止し、避難ルートの確保に役立ちます。

夜間の停電時に備え、洋室や廊下にも足元灯が設けられています。停電時には自動点灯して足元を照らし、取り外せば懐中電灯として利用可能となります。

地震や火災等の万が一の災害時に備えて、防災備蓄品が共用部に保管されています。

共用部のエレベーターは安全装置が付けられています。万一、作動中に地震や停電などが発生した場合は、最寄りの階で自動停止してドアが開きます。

オリジナルの防災マニュアルが用意されています。災害時の避難ルートや最寄りの避難場所、被災時の対応方法などが掲載されています。

各洋室やキッチンの壁面に、家具を固定し地震などによる転倒を防ぐための下地補強が施されています。

※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記画像にはイメージ写真等が含まれており、実際の設備や現状とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。