地震発生時に免震装置が水平方向に変形し、地震のエネルギーを吸収・軽減する免震構造が採用されています。
Strcture - 構造
揺れを低減する免震構造
25本の杭と杭頭半固定工法
将来的にも沈下の恐れがない、N値が安定した支持地盤がある約49mまで、合計25本、直径約1.8〜2.2mの杭が打設されています。また、杭頭(杭と建物の接点)を半固定とし、地震時の損傷を抑える工法が採用されているため、地震時に杭頭に生じる力を小さくし、建物基礎の損傷を軽減します。
※杭の直径、長さは場所により異なります。
有明周辺の地盤
東京の地盤は、主に沖積層と呼ばれる比較的やわらかい地盤と、その下に位置する硬く安定した洪積層と呼ばれる地盤からなっています。『ブリリアタワー有明ミッドクロス』では、N値の安定した洪積層の支持地盤まで25本の杭が打設されています。
開放感と自由度を実現する「Sulatto Rotary Tower」
【1】ダイナミックな眺望が実現
建物の中央部(コア部)に構造要素が集約され、建物全体の構造バランスを取ることで、建物外周部の梁を扁平梁とすることが可能となっています。主採光面でハイサッシを採用できるため、より明るく広々と感じる部屋が実現されています。
【2】住戸内を横断する梁を半減し、より自由度の高いプランニングを実現
「Sulatto Rotary Tower」では、一般的なタワー型マンションで建物角の住戸内にL型状に梁が架かり、住戸プランニングや設備配管計画等の弊害となる、L型状の梁の片側を無くすことが可能となるため、住戸形状における自由度や、住空間の使いやすさなどが向上されています。
スクライム工法
現場打ちコンクリートを設けないオールプレキャストコンクリート工法が、住戸階の柱・梁などの主要構造部に採用されています。
【スクライム工法の特徴】
●品質管理の行き届いた工場ですべての構造部材を製作するため、品質の高い構造躯体を構築できます。
●構造部材がすべて工場生産なので、柱・梁・床版の各部位に適したコンクリート強度にすることができます。
高強度コンクリート
最大で60N/mm²(約6,000t/m²)の荷重に耐えることができる高強度コンクリートが採用されています。建物の全ての柱・梁には、30N/mm²以上の強度のコンクリートが使われています。
戸境壁
隣接住戸との間を仕切る戸境壁は、コンクリート壁相当の遮音性が確保されています。
複層ガラス
全住戸の窓には2枚のガラスの間に空気層を設け、断熱性能が向上・カビの発生の原因にもなる結露が起きにくい複層ガラスが採用されています。
順梁工法を採用
梁を床の下に出す順梁工法を採用しているため、床面からガラス手摺りが立ち上がる明るさと、バルコニー面をより広く確保した開放感が実現されています。
二重床・二重天井の居室
二重床・二重天井は、床下・天井上に十分な配管配線スペースが確保されているため、将来的な間取りの変更やメンテナンスに対応しやすい仕様です。
※上記の内容は分譲当時のHP・パンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。