入念な事前調査と標準貫入試験などの地盤調査が行われ、地盤の「深度」「固さ」「土質」の確認が行われています。
Structure - 構造
地盤調査(ボーリング)
ダブル配筋
主要な壁や床には鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋が採用されています。シングル配筋よりも高い強度と耐久性が得られています。
強固な基礎構造
地下約42mから始まるよく締まった細砂層に、地下約43〜54mまで鉄筋コンクリート造の現場造成杭を54本築造。必要位置には拡底杭が併用され、強固な基礎構造が効率よく実現されています。
※杭形状については、場所により一般杭と拡底杭を使い分けています。
溶接閉鎖型フープ
建物の主要な構造部分の柱の帯筋には、コンクリートを拘束し、地震時に粘り強さを発揮する溶接閉鎖型フープが採用されています。
※一部柱を除く。
※帯筋(フープ)とは、コンクリート柱の主筋に所定の間隔で巻き付けた水平方向の鉄筋のことをいいます。
かぶり厚
鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(かぶり厚)を、日本建築学会JASS5の数値に基づき施工誤差を見込んだ目標値でしっかり施工管理し、鉄筋が守られています。
24時間換気システム
24時間換気システムにより、室内の空気を流動させ、各居室ごとの給気口から新鮮な空気が室内に取り込まれています。また、建築基準法で定められた、換気回数0.5回/h以上の機能を持つ、機械換気設備が採用されています。
※換気回数0.5回/hとは、1時間のうちに部屋の空気の半分が入れ替わることを言います。
シックハウス症候群対策
住戸内で大きな面積を占める壁紙・壁紙接着剤・フローリング・収納家具などにF☆☆☆☆の建材が使用されています。
戸境壁・スラブ厚・外壁
隣り合う住戸からの遮音性能を高めるため、戸境壁のコンクリートの厚さは約200mm以上確保されています。さらに、コンセントボックスなどを、両住戸の相対する位置に設けないなどの指針が設けられ、音が伝わりにくい配慮がされています。また、上下階へは約200mm以上のスラブ厚、外部に接する壁はコンクリートの厚さが約160mm以上とられ、外からの遮音性の向上に努められています。
排水堅管
排水の堅管には遮音シートを巻くことにより流水音の遮音に配慮されています。また、集合管継手を用いることで水の流れに旋回力を与え、スムーズな排水が実現されています。
遮音性に配慮された主寝室
主寝室と他の居室とが接する間仕切壁は上階の床下までブラスターボードが貼り込まれ、内側にグラスウールが入れられています。
水廻りの間仕切り壁
上階の床までブラスターボードが貼り込まれています。さらに片側のブラスターボードは二重に貼り込まれています。
充実の断熱仕様
断熱材は屋上約30mm、外壁約25mm、最下階住戸床下約30mmの厚さが確保されています。外気や日射に直接触れる屋上や最下階住戸等の外断熱構造となっています。
外壁
厚さ約160mm以上の鉄筋コンクリートにタイルを貼った外壁は、断熱性を高めるために、硬質発泡ウレタンフォームが内側に使用されています。
複層ガラス
ガラス面から伝わる外気温の影響を受けにくい複層ガラスは、室内温度を一定に保つだけでなく、結露の発生防止にもつながります。また、外へ逃げる熱も低減させるため、省エネルギー性にも貢献します。
二重床構造
コンクリートスラブと、仕上げ材の間に設けた空気層と防振ゴムによってささえる二重床が採用されています。下階への生活音の伝わりや振動を抑えるだけでなく、高いメンテナンス性が実現されています。
二重天井構造
コンクリート面に直接クロス貼りをする一般的な天井構造とは異なり、コンクリートスラブと仕上げ材の間に空気層を設けた二重天井が採用されています。この空間に電気配線や換気ダクトなどの設備配管を通し、メンテナンスやリフォームも容易に行えます。
さや管ヘッダーシステム
住戸内をめぐる給水、給湯管は耐久性に優れ、メンテナンスの容易なさや管ヘッダーシステムが採用されています。
共用配管
点検等の容易性を高めるため、共用排水立管は最下階、最上階および3階以内おきの中間階または15m以内ごとに、最下階の床下排水横主管は10mごとに掃除口が設置されています。専用配管と共用配管に点検口を設置する等、維持管理のしやすさに配慮されています。
塩害対策
海に近い建物であることが考慮され、サッシュやバルコニー手摺りなどの部分には、特殊コーティングや塗装厚さを増すなどの表面処理が施されています。また、屋外に設けられた照明器具や配線器具などは、サビなどに強い塩害防止仕様とし、長期間にわたる耐久性が確保されています。
※上記の内容は分譲当時のHP・パンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。