基礎には長さ約10m~約30mの既製コンクリート杭570本を配置し、安定した地盤を支持層として、建物を支えています。
(ゲストハウス棟・ブリッジ除く)
Structure - 構造
基礎構造
コンクリートの強度
主要構造部のコンクリート設計基準強度は27~42N/mm²以上。1m²あたり約2,700t~4,200tの圧縮に耐える強さを示しています。
二重床・二重天井
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた構造。将来的な間取り変更やメンテナンスに配慮されています。
コンクリートの耐久性
鉄筋コンクリート躯体の耐久性を高めるために、建物本体に使用しているコンクリートの水セメント比を50%以下に抑えています。
外壁と戸境壁
外壁にALC(約100mm)を使用し、断熱性が高められています。戸境壁はコンクリート厚約200〜240mmにより遮音性能が確保されています。
ダブル配筋
主要な壁や床には、鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋を採用し、高い強度が実現されています。
溶接閉鎖型フープ筋
建物の柱の一般部分に溶接閉鎖型フープ筋が採用されています。継ぎ目を溶接し無くす事により、地震時に加わる力に対し粘りを発揮しています。
かぶり厚
日本建築学会JASS5の数値に基づいたかぶり厚が確保されています。
対震枠玄関ドア
地震時の避難ルートを確保するために対震枠玄関ドアが採用されています。地震によるドア枠の歪みを抑制し、ドアが開かなくなることを防ぎます。
プラスターボード二重貼り
主寝室と他の居室が接する間仕切り壁は上階の床下までプラスターボードを貼り込み、さらにプラスターボードを二重貼りにして遮音性が高められています。
無梁空間
天井や床に小梁がない無梁空間。空間を隅まで有効に使えるため、そのぶん収納スペースなどを増やすことができます。
※一部住戸には大梁があります。
住宅性能評価書取得
確かな品質づくりを、客観的な「ものさし」で伝えることを目的に、国土交通大臣が登録した第三者機関による「住宅性能表示制度」が導入されています。
トリプルサーベイ
土地環境対策
マンションが建てられる土地は、昔から住宅地であったとは限りません。過去の利用状況によっては、人体に有害な物質等が地中に留まっている場合もあります。「Brillia多摩ニュータウン」では、マンションの土地取得時に地歴調査が実施されています。
地盤調査
建物を支持する地盤についての調査(地盤調査)を、基礎構造を検討する前に実施されています。地盤調査結果と建物の特性(高さ、面積、柱の数など)を考え合わせ、建物を支持する地盤をどのくらいの深さに設定するか等の基礎の構造が決められています。
騒音測定
幹線道路や鉄道が近くにある場合は、どの位の音が発生しているのか調査する必要があります。調査結果に基づき、効果的に室内での騒音レベルが軽減されるように開口部の防音性能が設定されています。
住まいづくりの対する高評価を獲得
マンション環境性能表示
東京都マンション環境性能表示にて、環境へ配慮した住まいづくりに対する高評価を獲得。
劣化対策等級3(最高等級)
鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(かぶり厚)・水セメント比は、3世代に渡る維持を目指し劣化対策等級3(最高等級)の仕様が確保されています。
高齢者等配慮対策等級
共用部廊下・階段にハンドレールを設置することで共用部等級4を、専有部廊下・バスルーム入口に手すり下地、トイレ・浴槽に手すりを設置し専有部等級3を取得しています。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記画像にはイメージ写真等が含まれており、実際の設備や現状とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。