建物と基礎の間に免震装置が配置され、地震の揺れを建物に伝わりにくくする免震構造が採用されています。地震発生時には免震装置が水平方向に変形し、地震のエネルギーを吸収・軽減。建物の揺れを抑えることで、家具の転倒や照明器具の落下などの二次災害も抑制。さらに本建物は基礎免震のため地下部分も免震効果を得ることができます。ブリリア・ザ・タワー東京八重洲アベニューの立地の支持層(N値50以上の硬い地層)は、地盤面から約-10mと、周辺湾岸エリアと比べ比較的浅い位置にあります。支持層が浅いほど固い地盤が地表面に近くなり、建物に伝わる地震の揺れが小さくなります。
※N値とは、調査棒を土中に30cm貫入させるのに必要な打撃回数の値です。数値が大きいほど固い地盤になります。
Structure - 構造
地震の揺れを柔軟に吸収する免震構造
免震構造
支持層が地表面に近い強固な地盤
免震装置
CWIWC(クイック)構法
連層耐震壁を利用して、建物の強度と変形性能が確保されています。また、一枚のスラブを大型化することにより、住戸内の梁型が極力少なくなっています。
SQRIM(スクライム)工法
プレキャストコンクリートを用いる工法により、高品質・高精度な柱と梁が実現されています。
高強度コンクリート
地下1階~20階の柱及び1階~16階の床・大梁には36N/mm²を超える強度を持つコンクリートが使用されています。
劣化対策最高等級3
鉄筋を覆うコンクリートのかぶり厚さは劣化対策等級3が確保され、コンクリートの耐久性が高められています。
せん断筋の補強
フープ筋
末永い暮らしを追及した住戸設計
ハイサッシ
主開口部をハイサッシとすることにより、通風採光と眺望の開放感がより高められています。
スケルトンインフィル
排水管が共用廊下側に集約されており、将来的なリフォームが容易になるとともに、維持管理の負担が軽減されスムーズなメンテナンスが可能となっています。
順梁工法
バルコニーの床に梁が出ない工法が採用され、最大奥行き約1,590mm(芯々)のバルコニーが叶えられています。屋外からの光が室内に届きやすく開放感のある空間となっています。
二重床・二重天井の居室
床下・天井上に十分な配管配線スペースが確保され、それぞれのメンテナンスが容易に行えるよう配慮されています。
断熱対策
外部に接する壁の室内側には、断熱材(発泡ウレタン)が天井および床下まで使用されています。室内の断熱性が向上され、冷暖房効率が高められています。
断熱仕様
外壁にはコンクリートの約10倍もの断熱性をもつALC(軽量気泡コンクリート)が採用されています。
さらに外気に接する壁の内側には、結露を防ぐ断熱材が施されています。
複層ガラス
断熱性に優れた複層ガラスが全サッシに採用されており、中の空気層により結露の発生が抑制されています。またコーナー住戸のコーナーサッシには、冷暖房効率をアップさせ省エネに効果を発揮するLow-E複層ガラスが採用されています。
戸境壁
約136mmの厚みをもたせ、耐火性とともに高い遮音性が確保されています。隣り合う住戸への生活音の伝わりに配慮した壁構造となっています。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。